{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

木村哲也編『癩者の憲章 大江満雄ハンセン病論集』大月書店, 2008年

3,520円

送料についてはこちら

ISBN 9784272430772 判型・ページ数 4-6・312ページ 【内容紹介】*以下版元掲載分より 1950年代~80年代にかけて、全国のハンセン病療養所に暮らす人びとと詩作をとおして交流をつづけた詩人、大江満雄。隔離政策の中、「癩はアジアを結ぶ」「癩者は来者である」といった言葉を携えて、差別と偏見をともに乗り越えようとした大江とハンセン病者たちの対話の歴史が、未来へむけて、ここにはじめてまとめられる。 【目次】 癩者の憲章 Ⅰ オベリスク アジヤ病のためにアジヤの詩人の協力を 『いのちの芽』解説 ハンゼン氏病者の詩 詩の記録性について 詩集『いのちの芽』と予防法改正運動 ライ文学の新生面――恐怖・屈辱感からの脱出 新しい市民性をもった詩について 医学と詩学とのつながり かえりみて選ぶということ Xにおくる書簡の形をとる詩論――敬愛園訪問のときを想起しながら Ⅱ 『木がくれの実』の対話性 『冬の旅』解説 『光の杖』の心的記録性 集団改革の記録性 『花虎魚』について 『裸樹』序 『深冬』読後感――生活記録性と風情にふれて 『草津の柵』序 『はだか木』について 鬼の顔賛美――谺雄二の「詩の顔」のこと キリスト教と共産主義にふれて――志樹夫人を通じておくる吉成稔著『見える』の読後感 『ぼくのロシア』について 来者は追うべし 『小泉雅二詩集』によせて 庸沢陵の〝詩の世界〟――詩集『砂漠の星座』の感想 越一人の詩の美しさ――詩集『違い鷹羽』を讃えて 『来者のこえ』解説――希望のメッセージ Ⅲ コロニー問題をこう考える むすびの家 「アジア大学」の夢 来者の声を Ⅳ 傍聴して思うこと 藤本君を法廷にたたしたい 人権の保障の不安――裁判官次第か 殉難者 Ⅴ 大江満雄氏を囲んで(座談会) 歴史のリズム――詩人・大江満雄氏を囲んで らいの詩との三十年――大江満雄先生を囲んで 世界の癩に関する年譜 解説(木村哲也) 大江満雄・ハンセン病関連文献リスト 参考文献 大江満雄とハンセン病

セール中のアイテム