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チェ・ウニョン『ショウコの微笑』クオン, 2018年

2,750円

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ISBN: 9784904855812 【内容紹介】*以下版元掲載分より 今注目の作家チェ・ウニョンの短編集第1作、待望の邦訳! 高校の文化交流で日本から韓国へやってきたショウコは、私の家に1週間滞在した。帰国後に送り続けられた彼女の手紙は、高校卒業間近にぷっつり途絶えてしまう。 約十年を経てショウコと再会した私は、彼女がつらい日々を過ごしていたと知る。 表題作のほか時代背景も舞台も異なる多彩な作品を収録。 いずれの作品の登場人物も哀しみ、苦しみを抱えながら他者と対話し、かかわることで、自らの人生に向き合おうとする。 時と場を越えて寄り添う7つの物語。 【版元サイトから試し読みができます】↓ http://shop.chekccori.tokyo/products/detail/1230 【作家紹介】 作者=チェ・ウニョン〔崔恩栄〕 198 4年、京畿道生まれ。高麗大学国文科卒。 2013年に「ショウコの微笑」で『作家世界』新人賞を受賞し、デビュー。 翌年には同作で第5回若い作家賞を受賞。 2016年に許筠文学作家賞、 2017年に「その夏」で第8回若い作家賞をそれぞれ受賞している。 「その夏」も収録した短編集第2作『私にとって無害な人』は、2018年に第5 1 回韓国日報文学賞を受賞した。 静かで端正な文体でつづられた作品は、長く濃い余韻をもって読者の心を動かすと支持されており、今後の作品に期待が高まる注目の若手作家の一人である。 【訳者紹介】 監修 吉川凪 仁荷大学に留学、博士課程修了。文学博士。 著書『朝鮮最初のモダニスト鄭芝溶』、『京城のダダ、東京のダダ』、 訳書『申庚林詩選集 ラクダに乗って』、『都市は何によってできているのか』、 『アンダー、サンダー、テンダー』『完全版 土地』(1、3、4、6 巻)など。 キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞。 翻訳 牧野美加 大阪生まれ。看護師として、海外ボランティアも含め医療に長く従事。 2008年より韓国在住。釜慶大学言語教育院で韓国語を学んだ後、新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。 第1回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」最優秀賞受賞。 横本麻矢 東京生まれ。大学にて外国語(英語・フランス語・韓国語)を専攻。 報道機関での記事翻訳、一般企業でのインハウス翻訳者を経て、フリーランスとして産業翻訳に従事。 第1回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」優秀賞受賞。 小林由紀 北海道生まれ。法律関連の仕事に携わる傍ら、 韓国映画の魅力を知って韓国語を学び始め、現在は映像字幕翻訳の学習中。 第1回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」優秀賞受賞。

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